結婚式にかかる費用はどれくらい?具体的な内訳をチェック!
公開日:2023/02/15 最終更新日:2023/07/14
結婚式は人生の中でもかなり大きなイベントです。これから準備を始めるカップルにとって、結婚式でどのくらい費用がかかるか、非常に気になるのではないでしょうか。今回は結婚式にかかる費用の具体的な内訳や結婚式費用を安く抑えるためのテクニック、支払いのスケジュールなどについてまとめます。
結婚式にかかる費用の内訳
各種の調査を総合すると、結婚式にかかる費用の概算はおよそ300万円です。これに婚約や指輪代、新婚旅行の代金を加えると360万円となります。結婚式の費用は以下の3つに区分できます。
・会場や招待客に関する費用
・衣装や美容に関する費用
・記録や映像、演出に関する費用
会場や招待客に関する費用の内訳は、料理や飲み物に関する費用・引き出物などのギフト・会場を装飾するための花・各種ペーパーアイテムなどです。このほかに、チャペルの使用料や神前結婚式の場合の初穂料なども会場経費に含みます。
料理は1人あたり1万6,000円前後、飲み物代が4,000円前後で、あわせて85万円くらいが相場です。ギフトが1人あたりおよそ8,000円、会場装飾の花代が16万円ほど、チャペルの使用料や初穂料は20万円~30万円ほどです。合計費用は招待客の人数にもよりますが、100万円から150万円くらいと見積れます。
衣装や美容に関する費用の内訳は、新郎新婦の衣装代、ブーケ、ブライダルエステ料金です。新婦の衣装代はおよそ45万円、新郎の衣装代は15万円であわせて60万円ほど計上します。ブーケは5万円ほどです。
ブライダルエステとは、より美しくウェディングドレスを着こなすためのボディケアで、メニューによりますが9万円ほど計上します。これらをあわせると、約74万円です。
記録などの費用の内訳は、結婚式当日の撮影で40万円前後(スナップ写真・ビデオ撮影を含む)、別撮りで18万円前後、映像演出は10万円前後であわせて約68万円です。ここまでの金額を合計すると、228万円から278万円程度です。これに諸経費を合わせておよそ300万円となります。
結婚式にかかる費用を安く抑えるテクニック
結婚式には多額の費用がかかることがわかりました。少しでも安く抑えるにはどのようにすればよいのでしょうか。
1つ目のポイントはオフシーズンを狙うことです。結婚式で人気があるのは春や秋です。「ジューンブライド」の言葉がある通り、初夏は人気があるシーズンですので結婚式費用が高く設定されています。その反対に、1月や7月は比較的価格が安く設定されているため、その時期に挙式すると安く抑えられるかもしれません。
2つ目のポイントは日取りや時間帯にこだわらないことです。祝い事で人気があるのは「大安吉日」で、当然、予約が多く価格も高くなりやすいです。
仏滅を含む大安以外の日は相対的に人気がないので、そういった日に挙式すると費用を安く抑えられます。平日や夕方・夜の時間帯に挙式するのも一つの方法です。結婚式場が使われにくい日を狙うと、コストを抑制できます。
3つ目のポイントは規模を小さくすることです。基本的に結婚式の費用は招待客数に比例して増加します。招待客を絞り込み、式の規模を小さくすることでコストを大きく抑えることができます。
4つ目のポイントは持ち込み無料のアイテムを持参することです。招待状や席次表、衣装小物などを自作することで支払総額を少しでも減らすことができます。その場合は事前に結婚式場側と話し合いをして、持ち込んでよいアイテムが何か調べておくのが無難です。
結婚式費用の支払いスケジュール
結婚式費用の支払方法は次の3種類です。
・前払い
・後払い
・当日払い
もっとも一般的な支払方法は前払いです。結婚式当日に支払いのことを考えなくてもよいので、気持ちを落ち着けて式に臨めます。前払いでは契約時に5~20万円程度の内金を納めるのが通例ですので、契約時に持参します。
支払いの目安は挙式の2~3週間ほど前です。それまでに、費用面での算段をつけておきます。ただし、前払いのときはご祝儀をあてにできませんので、結婚式費用をすべて自分たちで払うつもりでいたほうがよいでしょう。
また、会場によっては「中間金」を設定していることもあるので、契約時にしっかり確認しておきましょう。後払いや当日払いのときはカードで支払い可能な時もありますが、事前に結婚式場のスタッフに確認するべきです。
まとめ
今回は結婚式にかかる費用についてまとめました。費用の総額は300万円から350万円で、基本的に前払いが原則となります。かなりまとまったお金が必要になるので、結婚式までに計画的にお金をためておかなければなりません。
また、結婚式の日取りにこだわらず、オフシーズンに挙式することで費用を抑えることが可能です。費用面で不安があるときは、その方法を検討してもよいでしょう。