結婚式の「持ち込み料」とは?持ち込めるアイテムや費用相場も紹介

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/07/05

お金

結婚式では自分たちのアイテムを使用したいと考えている人もいるでしょう。しかし、どのようなものでも式場に持ち込めるわけではありません。今回の記事では、持ち込みできるものとできないものを中心に紹介します。生涯忘れられない結婚式を挙げるために、必要な準備を進めていきましょう。

そもそも「持ち込み料」とは?

どうして持ち込み料が発生するのか分からない人もいるでしょう。こちらで理由を確認してください。

持ち込みたい理由はさまざまある

結婚式で自分たちが用意したアイテムを、式場に持ち込むときに必要な費用です。結婚式を円滑に進めるために、式場にはアイテムが揃っています。司会、メイクスタッフ、着付けスタッフなどのスタッフのほかに、小物、アクセサリー、ブーケなどのアイテムまで充実しています。

しかし、自分たちのアイテムを使用したい人や、式場のアイテムを使用するよりも安く費用を抑えたいと考えている人が一定数存在するので、持ち込み料が発生する仕組みです。なお、式場にもよりますが、保管料と名付けているところもあります。

こちらは、式場に一定期間持ち込んだアイテムを保管するという意味で使用されています。

どうして持ち込むときに費用が発生するのか

式場だけで結婚式が成り立っているわけではありません。アイテムを提携している業者の仕入れを行っています。そちらの業者の商品を顧客に使用してもらうことで、利益が生まれるようになっています。

式場は利益を得るために持ち込み料を設定していますが、理由はそれだけではなく、アイテムを提携している業者の商品を使用してほしいと考えています。

すぐにアイテムを調達できる安心感が式場にはある

アイテムを提携している業者の商品をすぐに提供できるので、アイテムに不具合があったときもすぐに対応できます。そのような安心感があるのが式場の魅力です。

持ち込みできるものとできないものとは?

費用相場も一緒に確認しましょう。予想以上に出費がかさむときは、持ち込みを検討することも考えてください。

持ち込みできるアイテムの一例

ドレス、タキシード、和装などの衣装、ブーケなどの小物、引き出物や引き菓子、カメラマンやヘアメイクスタッフなどのスタッフを、自分たちで調達できます。まず、ドレスは1着あたり5~10万円、タキシードは1着あたり2~7万円、和装は1着あたり5~10万円が相場です。

自分たちが所有している衣装を着用できますが、遠方から式場まで移動するときは、持ち運びに苦労するでしょう。そのため、忘れ物をしないように気を付けるだけではなく、不具合が発生しないように荷造りしましょう。

次に、ブーケなどの小物は、1つにつき3,000~5,000円です。手作りにこだわりたい人におすすめです。そして、引き出物や引き菓子は、1つあたり300~500円になります。小規模の結婚式では、そこまで費用が負担になりませんが、大人数の結婚式では費用の負担が増すでしょう。

そのときは、式場に準備してもらったほうがよいかもしれません。最後に、カメラマンとヘアメイクスタッフは5~10万円です。家族や友人のなかにカメラマンやヘアメイクスタッフがいれば、報酬をそこまで支払わなくても構わないでしょう。その分、カメラマンやヘアメイクスタッフの人件費は抑えられます。

持ち込みできないものの一例

料理、飲み物、会場の装花の持ち込みは禁止です。こちらは衛生管理上の理由で断られます。衛生的な問題が発生すると、式場の運営によくない影響を及ぼすからです。そして、式場にもよりますが、カメラマン、ヘアメイクスタッフ、司会者も断られるケースがあります。

たとえ当日式場に来るスタッフがプロでも、スタッフの連携プレーができないと、スムーズに運営できなくなるからです。

持ち込みにおける注意点とは

2つの注意点を紹介します。契約を締結する前に、持ち込みの交渉を済ませておきます。スタッフに交渉期限を確認しておきましょう。

費用の確認や交渉は契約を締結する前に行う

契約を締結した後に、契約内容を見直すのは困難なので、式場から見積もりが届いたときに、持ち込み料を確認しましょう。また、原則として持ち込みが禁止となっているアイテムを使用したいときは交渉しましょう。

式場が提携している業者を確認する

ドレス、タキシード、ブーケなどは、式場が提携している業者のものが使用されています。ほかの業者のものも確認してみたいと思う前に、式場が提携している業者を確認しましょう。すると、持ち込むものをどれにするのか判断できるようになります。

まとめ

高額な費用を負担してまで、自分たちのアイテムを使用することに抵抗がある人は、式場が提携している業者のアイテムを使用しましょう。ただし、こだわりたいところにこだわることも大切です。たとえば、引き出物や引き菓子は、自分たちらしさを取り入れたいと考えている人もいるでしょう。自分たちの結婚式なので、イメージ通りに実現できるように、上手に持ち込みのシステムを活用してください。

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