結婚式場のタイプごとのメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/05/11

メリット

結婚式場探しをしていると、たくさんの式場があって迷ってしまいます。中には初めからこのタイプ!と決めている方もいるかもしれませんが、式場のタイプ選びを誤ってしまうと、理想の結婚式が挙げられなくなってしまう可能性があるのです。そうなる前にタイプ別のメリット・デメリットを知り、自分たちに合ったタイプの式場を見つけましょう。

ホテルウェディングのメリット・デメリット

由緒あるホテルで、格式高い結婚式が挙げられると人気のホテルウェディング。そんなホテルはまず交通の便がよいのが特徴です。駅や空港からのアクセスがスムーズなことが多いでしょう。また、遠方からのゲストには宿泊先としてもホテルを利用してもらえるので、ほかの宿泊先を手配する必要がありません。

ホテルというだけあってサービスの質が高く、ゲストに一流シェフの料理を堪能してもらえるなど、安心感が高い点から両親にも納得してもらえるでしょう。チャペルでの挙式のほか、神前挙式用に神殿を備えたホテルも多くなっていますので、挙式スタイルも選びません。

一方、挙式から披露宴まで屋内で行うホテルウェディングは、屋内に限られた演出になってしまうこと、プログラムや演出がある程度決められていることが多く、自由度がやや低いことがあります。

また、ほかのホテル利用者や別の会場のゲストの目にも触れることから、プライベート感には欠ける部分があるでしょう。もち込みに関しても厳しいところが多く、もち込み料がかかる場合もあります。

いろいろなものをもち込んで、自分たちで披露宴を作り上げたい!という方には向かないかもしれません。

専門式場のメリット・デメリット

専門式場は結婚式をするために作られた施設。チャペル、神殿、美容室や待合室など設備がしっかり備わっています。施設内の導線もスムーズになっており、挙式から披露宴会場への移動も楽といえそうです。

スタッフもプランナーも結婚式のプロなので、困ったときにすぐに相談、対応を求められる安心感があります。披露宴の演出については、新郎新婦のイメージや希望する演出を提案できることから、音響・映像といった演出用の器材も充実していることが多いでしょう。

また、ゲストの人数に応じて小さな会場から大きな会場まで、複数の会場を備えていることが多いので、規模が大きくても小さくても、ちょうどよい会場を選べるでしょう。ガーデンを備えた式場では、空の下で開放的な披露宴も叶えられます。

一方、専門式場はホテル挙式と違い、遠方からのゲストには宿泊先を探して手配する必要があるでしょう。マイクロバスの手配など、宿泊先から式場への交通手段も考えなくてはいけません。

披露宴の自由度が高い分、演出に凝り過ぎて予算を大幅にオーバーしてしまうこともあるので注意が必要です。

料理のグレードは式場によってさまざま。ホテルには味が劣ることもあるかもしれませんが、料理のおいしさに定評のある式場もあり、口コミを調べたり、試食会で実際に味を確認したりしておくことが大切です。

ゲストハウスウェディングのメリット・デメリット

豪華な欧米風の建物を貸し切って、ゲストとの時間をゆっくり楽しめるゲストハウスウェディング。1日1組限定としている会場も多く、ほかの式のゲストと鉢合わせることがないのでプライベート感が強く、リラックスした雰囲気の中で式を挙げられるでしょう。

邸宅だけでなく広大なガーデンも自由に使えるので、ウェルカムスペースを広く作ったり、待合スペースを外に設けたりと、敷地内の施設をめいっぱい使えるのがメリットです。バルーンリリースやデザートビュッフェも喜ばれるでしょう。

ふだん立ち入ることのない豪華なゲストハウスでは、非日常感を存分に味わえます。ロケーションにこだわったゲストハウスも多く、写真映えするスポットも豊富といえそうです。一方で、ロケーションへのこだわりから郊外に式場があることも多く、アクセスが大変…ということもあります。

最寄りの駅からのシャトルバスの手配などが必要になることもあるでしょう。広いガーデンは季節によっては会場の一部としてぜひ活用したいところですが、真夏や真冬、梅雨時の雨の中無理やりゲストを外へ連れ出す演出は好まれません。

気温や天候に配慮したプランを考える必要があるでしょう。アットホームな雰囲気で挙式・披露宴ができる反面、ゲストハウスウェディングを知らない目上のゲストには、厳粛さに欠ける、カジュアル過ぎると感じられてしまうこともあるかもしれません。上品さ、高級感などはある程度保つようにしましょう。

レストランウェディングのメリット・デメリット

レストランウェディングの最大のメリットは料理でしょう。調理場からすぐに運べる料理は、できたてで温かく、ベストタイミングでの提供が可能です。有名レストランをチョイスすれば、味に関しても心配ありません。

レストランを貸し切ってのウェディングではゲストとの距離が近く、少人数でアットホームな式も叶います。チャペルが併設されているレストランも多いので、挙式から披露宴も移動が少なくスムーズです。年配のゲストにも負担が少ないでしょう。

オリジナルケーキをリクエストして作ってもらえたり、メニューを選べたりするのも料理のプロがいるレストランならではといえます。貸し切りのため、演出も自由。結婚式後にもレストランとして利用できることから、思い出の場所として何度も訪れることができる点も素敵です。

デメリットとしては、収容人数に限度があるため規模の大きな披露宴は行えない点が挙げられます。また、自由度が高いといっても専門式場のような設備が整っていないことがあるでしょう。

控室、待合室、ゲストが着替える場所等がなく不便に感じることもあるかもしれません。ウェディングドレスなどの衣装は提携のショップを利用するか、もち込む必要がありますが、コンパクトな会場に合ったものを選ぶ必要があります。

ボリュームのあるドレスを選んだせいで、テーブルをまわるのにも一苦労…なんてことにならないようにしましょう。

まとめ

今回、結婚式場のタイプごとのメリット・デメリットをご紹介しました。こういうスタイルなら自分の理想の挙式・披露宴ができそう、ゲストに喜ばれそう、などいろいろなイメージが浮かんだのではないでしょうか。

どんなタイプの式場にもデメリットはあります。しかし、自分たちで工夫して、カバーできる部分も大きいので、あまり過度に心配する必要はないでしょう。

自分がいいなと思った式場で、自分らしい結婚式ができるとよいです。いろんなタイプの式場を見学しながら、ベストな式場を見つけてください。

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